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2013年11月13日 (水)

11月16日 裁判資料をネットで公開したら起訴された! 恐ろしい話

1116日(土)第56回 草の実アカデミー

 まるで秘密保全法の先取り・・裁判資料をネットで公開したら起訴された!

「日本の司法は中世~裁判ウォッチャーによる現場からの報告~」

 講師:細田加代子さん(裁判ウォッチャー)

■裁判資料は“特定秘密”なのか。

 直前になりましたが、土曜日の草の実アカデミーのお知らせを再掲載します。今回の話は、非常に恐ろしい話で、事実上裁判が密室のものになる可能性を秘めた具体的な裁判事例に言及します。

 

 公務執行妨害罪と傷害で起訴された事件の刑事記録を被告人がインターネットで流した事が刑事訴訟法281条の5(目的外使用の罪)に問われている裁判です。

 公務執行妨害と傷害で起訴された人が、その内容が事実がどうかインターネットに流した内容が、刑事訴訟法違反に本当に当たるのかどうかツイッターの内容が問題無いのに、検事が消せと言ってくる事も問題がある。

 

 ジャーナリストは裁判関係の報道を、資料付きでできなくなる。そして特定裁判の講演・シンポジウムにも大幅な制限がかかるし、民間団体や個人のホームページにも掲載できなくなる。それどころか逮捕され監獄行き・・・。

 

 権力犯罪、冤罪事件の資料などの拡散も防がれる。特定秘密保護法の先取的“効果”もあるのではばいか。16日土曜日の講演では、この裁判についても話してもらいます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 以下は、再掲載です。

 

 日本を独裁国家にする特定秘密保護法案が国会に提出されました。暗雲立ち込めるなか、明るい話題といきたいところですが、そうはいきません。しっかりと目を開いて現実をまず見て、問題点を世の中に発信し、解決の糸口をつかむことです。そこで、この年末の草の実アカデミー2回分の紹介です。

 

1116日(土)第56回 草の実アカデミー

「日本の司法は中世~裁判ウォッチャーによる現場からの報告~」

 講師:細田加代子さん(裁判ウォッチャー)

 

 国連拷問禁止委員会では、「(日本の刑事司法は)中世」との批判に対して上田秀明・人権人道大使が「笑うな、黙れ、黙れ(シャラップ=Shut up)」と発言し失笑を買った。恥の上塗りといっていい。しかし、いかに政府が否定しようとも日本の司法がとても人権に配慮しているとは言い難い事例がいくつもある。

 

 ながらく喫茶店を経営していた細田加代子さんは、オープン25周年を区切りとして今年4月に店を閉じ、翌5月から裁判の傍聴を始めた。その数200件超。さまざまな裁判の現場を見ることで、とても21世紀とは思えない実態を認識した。今回の講演では、いくつかの事例を挙げ、問題点をあぶり出す。

 

 ◎細田加代子さんの略歴

 1957年東京生れ

 1979年2月 銀座でグラブ経営 21歳5ヶ月

 1985年4月 結婚にて引退 後にNYに短期間居住

 1987年4月 離婚 同年から銀座の不動産会社に勤務

 1988年   宅地建物取引主任資格取得

 1989年4月 中央区八丁堀で喫茶店経営

 1997年9月 中央大学法学部入学(通信教育部)

 2003年9月 中央大学法学部卒業(通信教育部)単位取得158単位

 2013年4月 八丁堀の喫茶店を閉店(開業25年を迎えるので一区切)

 2013年5月 東京地裁、東京高裁に裁判傍聴を開始。傍聴数200件超 

 える。

 著書:「銀座は女の化粧」

 

 ○日時 20131116日(土)昼2時開始445分終了

 ○場所 豊島区立勤労福祉会館 第1・第2和室

     東京都豊島区西池袋2-37-4

     池袋駅西口下車 徒歩約10分、池袋駅南口下車 徒歩約7

http://standard2.pmx.proatlas.net/z17_05i51/user_page.php?id=z17_05i51&c=35/43/28.245,139/42/35.848&layer=2&t=%E5%8B%A4%E5%8A%B4%E7%A6%8F%E7%A5%89%E4%BC%9A%E9%A4%A8&pos=I3:P35/43/28.245,139/42/35.848

 ○資料代 500円(会員無料)

 

 ■当日の内容

 (1)自己紹介 なぜ裁判傍聴活動をするようになったか。

 

 (2) 裁判を傍聴して気づいた事

  ①東京拘置所内 便宜供与を告発し逆に公務執行妨害罪に問われた事件 

  ②山谷差別冤罪事件 

  ③全国初 刑事訴訟法違反事件

 

 (3) 日本の司法の危機

 

 (4) 予断と偏見が人の目を狂わす

   身近にも危険がいっぱい(政治ゴロ、売名、公安のスパイ等)

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