1月22日(土)講演「記者会見ゲリラ戦記~ ~革命前夜「1・11事変」(2011年1月11日)勃発~
なぜ、日本は衰退していくのか――。その理由が、今回のゲスト講演者である畠山理仁(はたけやま・みちよし)さんhttp://twitter.com/hatakezoの話で明らかになります。→畠山さんがインフルエンザ罹患!! 急きょ、フリーランスライターの小川裕夫さん代打を務めてもらうことになりました「11年1月21日夜9時前更新」
09年の政権交代で、記者クラブの開放(解放)が大きくクローズアップされました。フリーランスや市民メディアの人々も、各官庁で開催される大臣会見などの記者会見に参加でき、情報が公開されると期待されたからです。
これまで、公共の機関である官庁の一区画をテレビ局や新聞社などの私企業
が占拠し、役所から様々な便宜供与を受けています。ごく一部の企業(新聞社とテレビ局)の社員だけがお上からの情報を独占し、あたかも国民・市民の代表のような顔をしているわけです。
本質的な権力批判や監視もせず、“大本営発表”の報道が幅をきかせているのが現状で、大マスコミそのものが権力機構の一部に組み込まれている現状があります。それを可能にするのが記者クラブ制度ではないでしょうか。官僚支配と記者クラブ制度がリンクしているとも言えるでしょう。
もっと言うならば、日本の大変革、民主革命をはばむ旧体制(アンシャンレジーム)の中核が、記者クラブ加盟の大新聞とテレビ局であると私は見ています。このような状況で2011年1月11日午前、総務省記者クラブで歴史的な出来事が起きました。畠山理仁さんがそれ以前にUストリーム中継をしたところ、記者クラブが中継を禁止する“御触れ”を出したのです。
聞きつけた私を含むフリーランス記者たちが11日に現場にかけつけ記者会見中継を断行。さらに大臣に対してクラブ開放について質問が連発されました。
会見の場が、175年ぶりに再会された1789年5月5日のフランス身分制議会「三部会」と化しました。仏国三部会は第一身分(僧侶)・第二身分(貴族)・第三身分(平民)で構成。総務省で起きた「1・11事変」では、第一身分(記者クラブ加盟社社員)・第二身分(日本雑誌協会と日本インターネット報道協会加盟社)・第三身分(フリーランス)でありました。
およそ2年間、記者会見問題に斬りこみ続けている畠山理仁さんに語ってもらいます。→畠山さんインフルエンザで外出禁止。ピンチヒッターは、同じく記者会見に出続け、追求し続ける小川裕夫さんです。
ぜひ講演を聞きに来てください!!
林克明(ジャーナリスト・草の実アカデミー)
■1月22日 第23回草の実アカデミー講演会
記者会見ゲリラ戦記
~革命前夜「1・11事変」勃発~
日時 1月22日(土)1時30分開場、2時開演
講師 畠山理仁(フリーランスライター)→インフルエンザで出席できません
小川裕夫[フリーランスライター)氏が急きょ畠山さんの代行!!
場所 大向区民会館 第一会議室
東京都渋谷区宇田川町38?4 03-3462-0212
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_omukai.html
交通 渋谷駅 徒歩10分
資料代 500円(会員無料)
主催・問い合わせ先 草の実アカデミー
FAX 03-3916-2676 TEL 03-3916-2664(火・木・土日祝)
kusanomi@notnet.jp
主催者ブログ 「草の実アカデミー」(第二言論サミット)
http://kusanomi.cocolog-nifty.com/blog/
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