小選挙区二大政党制は政治を劣化させる

　準備していた「小選挙区制と二大政党制に批判を」集会が無事終わった。文京区民センターに57(事務局長がかぞえたら63人・10年９月18日更新）人が集まり、有意義な意見交換を出来た。弁護士が参加し、国政選挙に立候補経験のある人、現役の市議会議員など多彩な人が集まったのがよきあった。

　この集会の記録をきちんとＣＤや小冊子に残したらいい。詳しくは後ほど伝えるとして、この集会でさまざまなことが得られたのを羅列してみる。

①集会を協賛した『週刊金曜日』北村肇編集長は、明確に小選挙区比例代表並立制と二大政党制を批判し、同誌でキャンペーン的な記事を大々的に載せる予定だという。

②声明「小選挙区制と二大政党制に批判を」に賛同署名に地方議会議員は10人以上署名している。しかも、小選挙区制に反対する決議を提出した実績のある人もいる。

③ひとりでも小選挙区・二大政党制に反対する運動に参加できる。たとえば、住んでいる地方議会に「小選挙区に反対する意見書」を採択するように要求できる。議員個人でもいいし、政党や団体に申し入れてもいい。

閉会のあいさつで私は「ここにきている全員が24時間以内に行動を起こしてほしい」と重ねて訴えた。それをやるかやらないかで次のステップが来まる。たとえば、こうして今ブログを書くのも行動だし、他人に小選挙区の悪を一言話すだけでもＯＫ．もちろん、近所に議員がいたり友達に議員がいたら運動を要請するのも方法。

　世界の選挙制度や、二大政党制だから政権交代する、などの神話（ほとんど嘘）であることを具体的に書籍やインターネットで学ぶこと。そう学び調査することも立派に行動だ。「調査とは問題解決のことである」と述べた有名人もいることだし・・。

　とにかく、現在の政治的ダイナミズムのなさ、小物議員の増殖、貧困拡大と戦争推進政策の拡大は、小選挙区制にもとづく二大政党によってもたらされたのだ！と大キャンペーンをおこなおうではないか！！！

◎賛同署名ひきつづき実施中

　　氏名と肩書を書いてメール送信してください

　　popularelection@notnet.jp。（小選挙区制廃止をめざす連絡会代表メール）