永野厚男「「取材・分析・発信で、文科省等国家権力による、教育の国家統制に歯止めをかける
教育ライターの永野厚男さんは、5月23日の「第二言論サミット」で、取材・分析・発信を”武器”に国家権力いよる教育統制について語る。私(林克明)が彼を知ったのは、『週刊金曜日』の記事である。永野さんは、頻繁に『金曜日』に執筆し、一貫して教育の国家統制を監視し続けている人だ。
永野さんが主張する「取材・分析・発信」という三つの単語は極めて重要だと思う。庶民にとってよからぬことを権力画策したとしよう。それを察知し本質を見極め、できるだけ早期に庶民に分かりやすく伝える。
これこそが権力に殺されないための必要欠くべからざる作業ではないだろうか。
永野さんは、教育員会などを傍聴し、いち早く情報を掴み雑誌の記事に発表する。さらに、掲載した原稿やオリジナルの原稿をコピーして、さまざまな集会など、人の集まるところで配布している。
つい先日も東京地裁で永野さんとばったり会ったところだ。
当日は発言者一人の持ち時間が5分50秒。永野さんのことだから早口でしゃべるんだろうな。永野さんの特長は、早口だが、きちんと発音するので聞きやすいことである(笑)。
■第二言論サミット ~世界は周辺から変わる~メディアに政権交代を!~ 【日時】 2010年5月23日(日)13;20開場13:45開演16:40終
【場所】 東京ウイメンズプラザ・ホール
渋谷区神宮前5-53-67
【交通】 JR渋谷12分 地下鉄表参道7分
【参加費】 500円(前売券販売中)
【主催】 第二言論サミット実行委員会
協賛 (社)マスコミ世論研究所・草の実アカデミー
【問い合わせ先】 集会参加は予約の必要はありません。懇親会のみ予約
が必要です。kusanomi@notnet.jp
FAX 03-3916-2676
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