黒薮哲哉「読売による言論弾圧」
黒薮哲哉さんは、新聞の「押し紙」の実態を追及するフリージャーナリストである。押し紙とは、新聞社が販売店に対し、実際の販売部数より多くの新聞を押しつけること。たとえばA販売店が100部配布しているところに200部押しつける。このような実態や新聞社の裏の顔を報道する黒薮さんに対して読売新聞は裁判攻撃をしかけ、つい最近敗北した。5月23日の第二言論サミットではズバリ「読売による言論弾圧」の実態を語ってもらう。
読売新聞社による言論弾圧(いやがらせ訴訟)については最近のマイニュースジャパンに詳しい。
フリージャーナリストの黒薮哲哉氏が個人で運営するウェブサイト「新聞販売黒書」上での記述が名誉毀損にあたるとして、読売新聞社とその社員ら3人が2230万円の支払いを求めていた裁判で、東京高裁は27日、フリージャーナリスト側の勝訴を言い渡した。
これで、読売が黒薮氏に対して嫌がらせ的に起こしている裁判は5連敗となり、巨大新聞が裁判制度を悪用して高額訴訟を仕掛けても、フリージャーナリスト1人の言論を抹殺することは許されないことが確認された。「揚げ足取りの論法に司法がNOを突き付けた」と述べる黒薮氏が手記を寄せた。(マイニュースジャパンより)
■5・23第二言論サミット
世界は周辺から変わる メディアに政権交代を
【日時】 2010年5月23日(日)13;20開場13:45開演16:40終
【場所】 東京ウイメンズプラザ・ホール
渋谷区神宮前5-53-67
【交通】 JR渋谷12分 地下鉄表参道7分
【参加費】 500円(前売券販売中)
【主催】 第二言論サミット実行委員会
協賛 (社)マスコミ世論研究所・草の実アカデミー
【問い合わせ先】 集会参加は予約の必要はありません。懇親会のみ予約
が必要です。kusanomi@notnet.jp
FAX 03-3916-2676
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