村岡到「マスコミの責任~石橋湛山の闘いの意義」
村岡到さんは、ごく若いころから活動家だった。さまざまな経歴を経た面白い人で、現在は市民連帯の事務局長をつとめ、出版社ロゴスの代表でもある。その村岡さんが選んだ発言テーマは「マスコミの責任~石橋湛山の闘いの意義」である。
5・23第二言論サミットで村岡到さんの発言で取り上げる石橋湛山は、実はロゴスから出版している『近代日本の分岐点~日露戦争から満州事変前夜まで』(深津真澄著)と関係している。
同書は第30回石橋湛山賞受賞作品。大正デモクラシーの時代が描かれているのだが、現在の日本では「大正デモクラシー」が不当に低く評価されているのではないかと、この本の著者である深津真澄さんも私も思っている。
大正デモクラシーにジャーナリストとして活躍し戦後首相になった石橋湛山の主張し書いたことは今にも通用するものが多い。当日の村岡さんによる「マスコミの責任~石橋湛山の闘いの意義」に期待したい。
(林克明)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■第二言論サミット ~世界は周辺から変わる~メディアに政権交代を!~ 【日時】 2010年5月23日(日)13;20開場13:45開演16:40終
【場所】 東京ウイメンズプラザ・ホール
渋谷区神宮前5-53-67
【交通】 JR渋谷12分 地下鉄表参道7分
【参加費】 500円(前売券販売中)
【主催】 第二言論サミット実行委員会
協賛 (社)マスコミ世論研究所・草の実アカデミー
【問い合わせ先】 集会参加は予約の必要はありません。懇親会のみ予約
が必要です。kusanomi@notnet.jp
FAX 03-3916-2676
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